【減らす技術】制限が生み出す真の自由―本質に向き合うための6つの習慣

最近の私は、「自由に生きる」ってどういうことだろう?とよく考えます。

自由というと「何でもできる」「選び放題」というイメージがあるけれど、実際には選択肢が多すぎて疲れてしまったり、集中できなかったりすることってありませんか?

むしろ、制限することで人生が軽くなり、本当に大切なことに集中できるようになると感じています。

今日は、そんな「制限を味方につける生き方」について、私が大事にしている6つの考え方をご紹介します。

1. 【制限する】からこそ集中力とエネルギーが高まる

「もっと、もっと」と何でも取り入れようとすると、逆に大切なことが見えにくくなります。

でも制限をかけることで、得られるメリットはたくさんあるんです。

制限のメリット

ものごとがシンプルになる → 判断が早くなり、ストレスが減る

集中力が高まる → あれこれ手を出さず、本当にやるべきことにエネルギーを注げる

大きな結果が出やすくなる → 限られたタスクに集中できるから

時間の大切さを周囲に伝えられる → 「なんでも引き受ける人」から卒業できる

効率が高まる → 空回りが減り、本質的な行動に集中できる

2. 【本質に迫ること】だけを選ぶ9つの質問

「本質的なことに集中したい」と思っても、どれが本質なのか分からないことってありますよね。

そんなときに私がよく使っているのが、次の9つの質問です。

これを習慣にすることで、無駄なことが驚くほど減っていきます。

本質を見極める9つの質問

  1. 自分が大切にしている価値観は?
  2. 今目指しているゴールは何?
  3. 本当に好きなことは?
  4. 大切なことは何?(キャリア・家族・健康…)
  5. 一番インパクトが大きいのはどれ?
  6. 長期的に影響があるのは?
  7. それは「必要」か「欲しい」だけか?
  8. これは“本質ではないこと”では?
  9. まだ減らせるものはない?

3. 【シンプルにする】=「ノー」と言える勇気を持つ

「断ることが苦手」という人は多いけど、私はこう考えます。

ノーを言うことは、イエスを選ぶこと。

自分が大切にしたい時間、エネルギー、価値観を守るためには、

やらないこと・受けないことを決める必要があります。

4. 【集中する】=マルチタスクをやめて“ひとつずつ”

私は今、「シングルタスク主義」に切り替えました。

一度にいくつも手を出すと、結果的にどれもうまくいかない。

だから、今やるべきことは1つだけ。完了したら次に進む。

たったこれだけで、驚くほど集中力が上がりました。

【習慣化する】=小さくて確実な挑戦を毎月ひとつ

私が実践しているのは、「1か月に1つだけの習慣化チャレンジ」。
やることはシンプル。毎月小さな目標をひとつだけ決めて、それに集中するだけです。


例:「朝、有酸素運動をする」場合

1つだけ選ぶ

例:「減量中、毎朝20分のウォーキングをする」

→ あれこれやらずにたった1つに絞ることで、意志力の消耗を防ぎます。筋トレも食事もやってる中で、まずは“朝の有酸素”だけを確実に。


引き金(トリガー)を決める

例:「歯を磨いたあとに、すぐ靴を履いて外に出る」

→ 新しい習慣は、すでにある習慣にくっつけると続きやすくなります。「歯磨き」や「起きて水を飲む」など、自動化されている行動のあとがベスト。


ゴールを宣言する

例:「SNSに『毎朝有酸素チャレンジ中です!』と書く」
あるいは、信頼できる友人に伝える。

人に宣言することでサボりにくくなる心理効果を利用します。継続に自信がない時ほど、外部の力を借りるのが有効。


毎日記録する

例:「Googleカレンダーに◯をつける」「Habitアプリで記録する」
「Instagramのストーリーに毎朝投稿」もOK

→ 小さな達成でも“見える化”すると脳が喜びます。「続けてる自分」に気づけるだけで、モチベが落ちにくくなる。


30日後に祝う!(ご褒美)

例:「お気に入りのプロテインを買う」「マッサージに行く」など、自分がうれしくなることを準備

→ 達成感を脳にインプットして、次の習慣化へのやる気につなげます。


1か月に1つだけ。
たったそれだけでも、1年で12個の新しい習慣が身につく。
**小さく始めて、大きな変化をつくる。**それが、この仕組みの本質です。

6. 【小さく始める】からこそ、続けられる

私が一番大事にしているのがこのマインド。

「大きなことをやる前に、小さく始める。」

たとえば、運動を習慣にしたいなら、最初は1日5分でOK

完璧を求めず、「これならできそう」と思えるレベルから始めることが、継続のコツだと感じています。

おわりに:制限することで自由になる

昔の私は「もっと自由に、もっと選べるように」と思っていたけど、

今はむしろ「制限こそが自由をつくる」と信じています。

制限すれば:

• 大切なことが見えてくる

• 集中できる

• 自信を持って行動できる

何でもできる時代だからこそ、何をやらないかを選ぶ力が求められる。

文系→外資IT勤務のクラウド系エンジニア。TOEIC955・英検1級・Azure・Cisoco系資格複数取得。フィットネス歴5年/NABBA JAPAN TOP3・KOREA TOP10。インプット過多を脱却するため、学びと気づきを発信中。

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