【DIE WITH ZERO】20代・30代が今すぐ“健康”と“時間”にお金を使うべき理由

はじめに

「若いうちはとにかく貯金しよう」「無駄遣いせずに我慢するのが正解」──そんな考え方に縛られていた過去の私。しかし今では、健康と時間こそが人生において最も価値のある資産だと確信しています。

私は27歳で、フルタイムのクラウドエンジニアとして働きながら、フィットネス競技にも挑戦し、語学やプログラミングなどの自己研鑽にも力を入れています。その中で気づいたのは、「若いうちにこそ、自分のために“使うべき”お金がある」ということ。

この記事では、将来のための貯金ばかりを優先しすぎて、今の自分を後回しにしている方に向けて、健康と時間への投資がなぜ重要なのか、そして私自身の経験を交えながら、その価値についてお伝えしていきます。


健康への投資は“今”が最も効率的

「健康は失ってから気づくもの」とよく言われますが、本当にその通りだと感じます。私が本格的にフィットネスに取り組むようになったのは社会人2年目。食事管理や筋トレを本気で始めたことで、日常生活の質が驚くほど向上しました。

例えば、睡眠の質が上がり、仕事への集中力が増し、気分の浮き沈みも少なくなりました。健康に気を配ることが、単なる美容や見た目の問題ではなく、「毎日のパフォーマンス」に直結するのだと実感しています。

特に若いうちは、少しの習慣改善でも大きな変化を実感しやすく、筋肉や体力もつきやすい。逆に年を重ねてからだと、回復にも時間がかかり、生活習慣を変えるのにも一苦労です。

だからこそ、「健康へのお金や時間の投資は、若いうちが一番リターンが大きい」と私は考えています。


「お金で時間を買う」という考え方

仕事をしながら、学習、筋トレ……と日々をこなしていると、どうしても「時間が足りない」と感じる瞬間が出てきます。

そこで私は、掃除や洗濯などの家事は、できる限り自動化するようにしています。自動化と言っても、ドラム式洗濯乾燥機やお掃除ロボットなど値段は高いですが、これで1〜2時間が浮くなら、むしろ安い投資です。その時間を使って、筋トレをしたり、英語の勉強をしたり、自分の未来に関わる活動に充てられます。

また、心理学の研究でも、「時間を節約するためにお金を使った人は、物を買った人よりも幸福度が高い」との結果が出ているそうです。

つまり、「お金で時間を買う」ことは、心の余裕にもつながるんです。


経験こそが人生を豊かにする投資先

私が人生で最も良かったと思う支出は、「経験」に使ったお金です。たとえばフィリピン留学、海外旅行、NABBAの大会出場──どれも安くはありませんでしたが、そこで得た刺激や人との出会い、成長実感は、何ものにも代えがたい価値がありました。

一方、昔の私は「節約こそ正義」と信じて、モノを買わない代わりに、経験にもお金を出し渋っていました。しかし、それで何が残ったかといえば、“変わらない日常”だけ。

「使ったお金=自分の成長に変えられるか」この視点で見ると、経験は最も効率的な投資先だと気づいたんです。


私が実践している「健康×時間」投資の具体例

私は今、外資系IT企業でクラウド系のサポートエンジニアとしてフルタイムで働きながら、アメリカの大学院でオンラインでコンピューターサイエンスを学び、フィットネス競技にも挑戦しています。

この生活を支えているのが、以下の習慣です。

  • 食事の固定化
  • ジムに行く時間をスケジューリングして固定化
  • 家事や買い物は最小限

こうした工夫によって、限られた時間とエネルギーを、「健康を維持すること」「新しいスキルを身につけること」「価値のある人間関係を築くこと」に集中させています。


おわりに:未来の自分に最高のプレゼントを

健康も時間も、失ってからでは取り戻せない資産です。将来の不安を和らげるために貯金は大切ですが、それ以上に「今をどう使うか」「どこに投資するか」を真剣に考えることが、結果として未来を豊かにすると私は信じています。

若いうちだからこそ、リターンの大きな投資ができます。1%の行動の変化が、1年後、3年後、10年後に大きな差を生み出します。

健康を維持すること。時間を作ること。経験にお金を使うこと。

それは、未来の自分に最高のプレゼントを贈るようなものです。

ぜひ、今日から「自分の時間とエネルギーを、どう使うか?」を考えるきっかけにしていただけたら嬉しいです。

文系→外資IT勤務のクラウド系エンジニア。TOEIC955・英検1級・Azure・Cisoco系資格複数取得。フィットネス歴5年/NABBA JAPAN TOP3・KOREA TOP10。インプット過多を脱却するため、学びと気づきを発信中。

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