【東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法】英語・筋トレ・ITスキルを“仕組み”で回す自己成長術
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「努力してるのに、続かない」あなたへ
「やる気が続かない」「勉強しても成果が出ない」「忙しくて時間が取れない」
そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
私もその一人でした。
大学では文系の国際経済学を専攻し、特別に得意な科目があったわけでも、勉強が大好きだったわけでもありません。
そんな私が、外資系IT企業で働きながら、英語の資格を取得し、フィットネス競技で入賞するまでに至ったのは、「努力の量」ではなく「仕組み」の力でした。
今回は、『東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法』という本に触発されて、私自身が実践している勉強法をご紹介します。
著者のように圧倒的な成果を出すためには、特別な才能ではなく、続けられる仕組みづくりが重要だと私も感じています。
この記事では、その本から得たヒントをベースに、私が実際に取り入れてきた方法を交えながら、「忙しくて勉強が続かない」と感じている方に役立つ具体的なアイデアをご紹介していきます。
勉強=やらされるもの、ではなく攻略すべきゲームにする
私が最初に取り組んだのは、「勉強=つらいもの」という固定観念を壊すことでした。
勉強を苦しく感じる最大の理由は、「成果が見えづらいこと」だと思っています。
ゲームであれば、経験値やスコア、ステージの進行など、進んでいる実感がありますよね。
そこで私は、勉強を“ゲーム化”して続ける方法を考えました。
逆算思考で「今日やること」を迷わないようにする
どんなにモチベーションがあっても、学習内容に迷っていると行動に移せません。
そこで私は、逆算思考で学習計画を立てることを意識しています。
まずはゴールを明確にする
私の長期目標は、「英語を習得して、グローバルキャリアを築くこと」。
そのために必要なスキルを洗い出しました。
ゴールから日々の行動を分解する
目標を達成するためには、「そのために今日は何をすればいいのか?」を明確にすることが大切です。
私もTOEICで900点以上を目指していた時期、そして外資系IT企業への転職を目標にしていた時期には、それぞれのゴールから逆算して、毎日の行動を細かく分解していました。
例①:TOEIC900点以上を目指していた時のループ
- ゴール:「TOEIC900点以上を取得する」
- 中目標:「リスニングの強化」「語彙力アップ」
- 日々の行動:
- 毎朝:オンライン英会話(1日25分)で実践練習
- 帰宅後:決めた範囲の単語帳を学習
このように、1日の中で時間帯ごとに学習内容を振り分けていました。
それぞれ「負荷が高すぎないこと」を意識することで、継続しやすい設計にしていました。
例②:外資系IT企業への転職を目指していた時のループ
- ゴール:「外資IT企業への転職を成功させる」
- 中目標:「ネットワーク資格の取得」「技術力の実証」
- 日々の行動:
- 朝:資格参考書を使って1時間、CCNA/CCNPの範囲を勉強
複数の目標は“バランス”で乗り切る
私はエンジニアとして働きながら、英語学習、資格取得、フィットネス競技にも取り組んでいます。
「どうやってそんなに両立しているの?」と聞かれることがありますが、実はすべてを“完璧にこなす”必要はありません。
優先順位は時期によって変える
たとえば、大会前には筋トレを優先。試験前には学習を重視。
今は何を最も重視すべきか?を見極めて、その都度調整するようにしています。
これは「捨てる勇気」でもあります。
全部をやろうとして結局何も進まないより、「今はこれだけに集中する」と決めた方が、結果としてすべてうまくいきます。
成長を見える化すれば、自信がつく
努力しているのに成果が見えないと、途中で挫折しやすくなります。
そこで私は、自分の成長を“見える形”にすることを大切にしています。
チェックリストで達成感を得る
毎日の学習タスクを「ToDoリスト」にして、終わったらチェック。
たったこれだけでも、「今日もやった!」という満足感があります。
記録を残して“前の自分”と比較する
勉強時間、模試の点数、筋トレの回数など、記録を取ることで、自分の変化が分かります。
他人と比べるのではなく、**「昨日の自分より前進できたか?」**という視点で自信を育てるようにしています。
勉強は「幹」から学ぶのがコツ
私の学習方針は、「全部をやろうとしないこと」です。
重要度の高い“幹”に集中する
試験や実務でよく出る部分、基本中の基本。
まずはここをしっかり理解してから、徐々に枝葉の知識に広げていきます。
逆に、マニアックな部分(=枯れ葉)は初期段階ではスルーしてOKです。
教えることで記憶が深まる
学んだことを誰かに教えることで、理解がより深まる──これは私が実際に強く感じていることです。
私自身、社内で「メンターをやらせてほしい」と自ら手を挙げ、後輩や新人メンバーにネットワーク技術を教える機会を積極的に作ってきました。
誰かに教えるには、自分が内容を本当に理解していないと説明できません。そのため、あいまいな知識や抜けていた部分に気づくきっかけにもなります。
また、「どうすれば相手にわかりやすく伝わるか?」を考えることで、伝える力=アウトプット力も自然と鍛えられていきました。
この経験は、社内での評価や信頼にもつながり、結果的に自分のキャリアにもプラスになったと感じています。
「1単語だけ」でもいい。ゼロを防ぐ設計
一番大事なのは、毎日ちょっとでも続けること。
忙しい日でも、「単語を1ページだけ」「コードを1行だけ」でもOKにすることで、ゼロの日を作らないようにしました。
やる気がある日にたくさんやるより、「調子が悪くても最低限続ける仕組み」の方が長い目で見ると効果的です。
おわりに:続けられる工夫が人生を変える
努力を続けるために、特別な才能は必要ありません。
私自身、文系からエンジニアへ転職し、外資企業で働き、フィットネス競技にも挑戦できたのは、「続けられる仕組み」を作ったからです。
もし今、「勉強が続かない」「何から始めていいか分からない」と感じている方がいれば、
ぜひこの記事で紹介した7つのループをヒントに、自分なりの“シンプル勉強法”を試してみてください。
学習ループ7つのポイント(おさらい)
- 逆算設計(ゴールから日々の行動を決める)
- 優先順位の調整(時期によってバランスを変える)
- 成長の見える化(記録とチェックで達成感)
- 幹から学ぶ(基本をしっかり)
- アウトプット重視(説明=理解の証)
- 低ハードルの習慣(ゼロを防ぐ仕組み)
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