【人生の経営戦略】文系×未経の験市場価値ゼロから『英語×IT』でキャリア逆転する方法(需要と供給で考える希少性の戦略)
文系大学出身でスキルもなく、自分の市場価値をゼロだと感じている人は多いのではないでしょうか?
私自身、大学時代は経済学部に所属していましたが、特にこれといった専門性もない、ありふれた学生でした。
しかし、将来への漠然とした不安を抱えながらも、市場価値を戦略的に高めるために『需要と供給』という視点に立ち、『英語』と『IT』という2つの希少性の高いスキルを組み合わせることで、大きくキャリアを飛躍させることができました。
現在、自分の市場価値に悩んでいる文系出身者や未経験者の方に向けて、私の実体験を交えながら、市場価値を高める戦略についてわかりやすくお伝えしたいと思います。
Contents
文系×未経験の私が英語×ITで市場価値を上げられた理由
文系大学生、将来に漠然とした不安を抱えていた
私は経済学部出身ですが、正直言って大学生活の前半は遊びや趣味に多くの時間を費やしていました。
就活が視野に入り始めたころ、自分には「市場価値」と呼べるようなスキルが全くないことに気づきました。
資格も専門性もない。「このままでは社会に出て埋もれてしまう」と危機感を覚えました。
市場価値の正体を見抜く:「能力の高さ」ではなく「希少性」
多くの人は「能力やスキルが高ければ市場価値が高くなる」と考えがちです。しかし、実際の市場価値は「能力や知識の高さ」では決まりません。
本質は『需要÷供給』という非常にシンプルな構図なのです。
つまり、需要が高くても供給が多ければ価値は低くなります。一方で、供給が少なく希少性が高ければ、市場価値は劇的に上昇します。
これに気づいた私は、自分にどんな希少スキルをつけられるか真剣に考えました。
英語力の獲得を最優先した理由とその方法
そこで私は、まず最も簡単かつ分かりやすく『希少性』を高められる手段として『英語力』を選びました。なぜなら、日本では英語を本当に高いレベルで扱える人が非常に少ないからです。
特に就職活動ではTOEICの高スコアが非常にわかりやすく評価されます。
私はTOEIC580点(勉強開始当初)から955点(大学卒業前)まで上げるために、大学3年次に独学で集中学習を開始し、大学4年ではフィリピン留学で一気に伸ばしました。
なぜ『IT』というスキルを選んだか
もう一つの柱として『IT』を選んだ理由もシンプルです。
経済のデジタル化が進む中、圧倒的にエンジニアやIT人材が不足しているという現実を見たからです。
私はITの知識ゼロでしたが、「文系でも未経験からエンジニアになれる企業」を徹底的に調べ、就活ではあえてIT系にフォーカスしました。
最初はSES企業のネットワークエンジニアという、未経験でも入れる会社に飛び込みました。
転職で市場価値が劇的に上昇した瞬間
IT企業入社後は、毎日が学習でした。
未経験ゆえのハンデを埋めるため、資格取得にも積極的に取り組みました。
そして経験が2年弱になった時、「英語×ITスキル」を持つ人材として外資系の大手企業に転職することができました。
その結果、収入も待遇も大きく改善し、明らかに市場価値が上がったことを実感しました。
キャリア戦略に使える「ポーターの5フォース分析」とは?
では、どうやって「希少性の高いスキル」を見極めればよいのか。そのヒントが、経営戦略の世界で有名な『ポーターの5フォース分析』です。
これは本来、企業が競争環境を分析する際に使われるものですが、実は個人のキャリア戦略にも非常に役立ちます。
特に意識すべきは以下の2つです。
競合の競争:市場に同じスキルを持つ人がどれだけいるか
スキルそのものの市場価値は、「市場に同じスキルを持つ人がどのくらいいるか」で大きく左右されます。
たとえばプログラミング言語でも、RubyやJavaScriptは比較的人口が多くなっていますが、AI分野で使われるPythonやデータ分析の知識を持つ人は比較的希少です。
同様に「英語×IT」という組み合わせを持つ人材は、どちらか一方のみを持つ人より圧倒的に少なく、市場価値が高まります。
需要と供給のバランスでスキルを戦略的に選ぶ3つのステップ
ここで、市場価値を戦略的に高めるための具体的なステップを紹介します。
① 現状分析:供給量を把握する
まず市場に溢れているスキルを調べ、その供給量を把握します。
転職サイトや求人情報、SNSなどで「どんなスキルを持つ人が飽和状態か」を調べます。
② 将来予測:需給ギャップを予測する
次に5年後・10年後に「どんなスキルの需給ギャップが生まれるか」を考えます。ITや英語を軸にするとわかりやすいでしょう。
③ 希少性を維持するための学習を続ける
継続的に新しい分野を学び、「希少性」を維持します。特にITスキルは日々進化するため、常に学習が求められます。
市場価値は自分で決める―あなた自身がキャリアの戦略家になる
私は文系出身の、特に目立ったスキルや専門性もない普通の大学生でした。自分自身を「市場価値ゼロ」と評価していた時期もありましたが、あるとき「自分の価値は他人や市場が勝手に決めるものではなく、自分自身が戦略的に高めることができる」と気づきました。
そこから『需要と供給』というシンプルかつ力強い原則を学び、それを徹底的に活用しました。具体的には『英語』と『IT』というスキルの希少性に目を向け、集中的に取り組んだことで、自分の市場価値を短期間で劇的に向上させることができました。
私が強調したいのは、あなたの市場価値を高める権限は、あなた自身が握っているということです。市場価値は決して固定的なものではありません。現状でどんなスキルを持っていなくても、どれほど周囲に埋もれていると感じていても、戦略的にスキルを選び、身に付けることで自分の価値を高めることができます。
たとえば、私が学生だったころ、私の周囲には英語を高いレベルで使える人はほとんどいませんでした。また、文系学部の同級生でIT業界を目指す人もほぼいませんでした。だからこそ、この「希少なポジション」を見つけることができました。自分の周りにいる人たちが持っていないスキルを組み合わせて、市場が求める需要を満たす人材になれば、自然とあなたの価値は上がっていくのです。
あなた自身のキャリアを決めるのは、市場や他人ではありません。
周囲に合わせて安易にキャリアを決めたり、なんとなく有名な会社に入ったりすることは簡単ですが、それでは多くの人と似たようなスキルや価値しか生まれません。あなたが目指すべきは、ありきたりなキャリアではなく、「希少で価値ある人材」です。
これからは『需要と供給』の原則をあなた自身の武器として使いましょう。
「今、世の中はどんな人材を求めているのか?」
「将来、どのスキルが貴重になるのか?」
こうした視点でキャリアを分析し、主体的にスキルを磨き続ければ、誰でも市場価値を高められることを私は確信しています。
あなた自身がキャリアの戦略家となり、希少なスキルを意識して身につけてください。
市場価値は『能力の高さ』だけではありません。『希少性』の高さがあなたを唯一無二の人材に変えるのです。
あなたのキャリアの価値は、あなたの選択と行動次第で必ず高まります。
参考文献
山口 周『人生の経営戦略――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20』(2025年1月15日刊/単行本)
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