持ち家より賃貸を選ぶ7つの理由―賢明な住居選択の戦略とメリット解説
Contents
1. はじめに:家を買う=得とは限らない
「家賃を払い続けるのはもったいない」
「家を買えば資産(お金になるもの)になる」
そう思っていませんか?
でも実は、“家を買う=お金が増える”とは限らないんです。むしろ、たくさんのお金がかかり続ける「大きな出費」になることもあります。
ここでは、個人的に「なぜ家を買うのは損になりやすいのか」を紹介していきます。
2. 家を買ってはいけない7つの理由
2.1 家はお金を生まない“モノ”
あなたが住むために買う家は、お金を生みません。
お店やアパートなら家賃が入ってきますが、自分が住んでる家ではお金は増えないのです。
しかも…
• 固定資産税(毎年払う税金)
• 修理代(壁・屋根・お風呂など)
• 管理費や保険(マンションなど)
…など、買ったあともずっとお金がかかり続けます。
2.2 住宅ローン=何十年も続く借金
家を買うには、何千万円ものお金が必要です。
多くの人は「住宅ローン」という借金をして、30年くらいかけて毎月返していきます。
たとえば、3,000万円の家を金利3%で買うと…
• 総支払額は約4,500万円
• 月10万円を30年間払い続ける
家を買った後も、ずーっと働いて返し続けることになるんです。
2.3 家の値段は必ず上がるわけじゃない
「家を買っておけば、いずれ値段が上がる」と思っていませんか?
でもそれは宝くじみたいなものです。
地価(土地の値段)は上がるときもあれば、下がるときもあります。最近は、少子高齢化で人が減っている地域も多く、買ったときよりも値段が下がることの方が多いんです。
2.4 「家賃より安い」は数字のマジック
「月々のローンが家賃より安いから、買った方が得!」と思っていませんか?
たとえば…
• 家賃:月10万円
• ローン:月8万円(でも30年間)
ローンの方が安く見えますが、そこに税金・修理・保険などの費用を足すと、実質的には月15万円以上かかっていることも。
しかも「頭金(買うときに一括で払うお金)」で1,000万円とか払っている場合、そのお金を貯金や運用に回せば、何百万円も増えていたかもしれません。
2.5 家は時間が経つとボロくなる
家もモノなので、時間が経てば壊れてきます。
• 木造の家は、30年で価値がほぼゼロになることも
• 壁・トイレ・風呂などの修理費用は数十万円〜百万円単位
• リフォームするにもお金がかかる
つまり、買ったときの値段=ずっとその価値があるわけじゃないということ。
2.6 一度買うと、引っ越しが大変
家を買うと、こんなとき困ります:
• 転職・転勤になった
• 近所の人とトラブルがあった
• 子どもが増えた・独立した
• 地域の災害
賃貸ならすぐに引っ越せますが、持ち家は売るのに何ヶ月もかかるし、思った値段で売れないこともあります。
2.7 「家を持ってる人が勝ち組」は昔の話
昔は、給料も上がり、家の値段も上がり、「家を持ってる人=勝ち組」という時代がありました。
でも今は、
• 給料があまり増えない
• 人口が減っている
• 地価が上がりにくい
という時代。
昔と同じ感覚で家を買うのは、とても危険です。
具体シミュレーション:賃貸と持ち家、30年間でどう違う?
今回は、次のような前提条件で「賃貸」と「持ち家」の30年後を比べてみます。
【前提条件】
- 月10万円の家に住む(賃貸でもローンでも同じ)
- 持ち家には頭金として1,000万円が必要
- 持ち家には毎年35万円の維持費(税金・修繕など)がかかる
- 頭金1,000万円を投資などで運用した場合、年6%で増えると仮定
【30年後の違い】
比較項目 | 賃貸 | 持ち家 |
---|---|---|
家賃・ローンの総額 | 約3,600万円 | 約3,600万円 |
維持費などのコスト | なし | 約1,050万円(35万円×30年) |
家の資産価値 | なし | ほぼゼロ〜500万円程度 |
頭金の使い道 | 投資で増やして約5,700万円に | 家の購入に使い、増えない |
最終的な差 | +約2,000万円以上の差 | お金はほぼ増えない |
【結論】
同じ10万円の家に住むとしても、
「賃貸+投資」の方が30年後に2,000万円以上お金が残るという結果になります。
しかも、賃貸なら住み替えや海外移住など、自由な選択肢もキープできます。
4. まとめ:家を買う前に本当に必要か考えてみよう
もう一度ポイントをまとめます:
- 家はお金を生むものではなく、お金がかかり続けるモノ
- 家を買うと何十年も借金を返し続けることになる
- 家の値段は上がるとは限らない
- 「家賃より安い」は、本当のコストを見ていない
- 家は古くなって価値が下がる
- ライフスタイルの変化に合わせにくくなる
- 昔の「マイホーム信仰」は今の時代に合わない
上記の理由から、個人的には無理して家を買うよりも、賃貸で自由に暮らしながら、将来のためにお金を増やす方が賢い選択かと考えています。
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